2012-03-22 第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
こういうことを含めて、何を発信し、それから、やはり今日のテーマとして資料も配っておりますけれども、核分裂性物質生産禁止条約、いわゆるカットオフ条約と呼ばれるものでFMCTと呼ぶんですけれども、これが次なる核軍縮条約であって、これを推進しなければならないというようなことをしっかりと言っていただけるのかどうか、その辺、総合的に伺います。
こういうことを含めて、何を発信し、それから、やはり今日のテーマとして資料も配っておりますけれども、核分裂性物質生産禁止条約、いわゆるカットオフ条約と呼ばれるものでFMCTと呼ぶんですけれども、これが次なる核軍縮条約であって、これを推進しなければならないというようなことをしっかりと言っていただけるのかどうか、その辺、総合的に伺います。
それから、先ほど申し上げたカットオフ条約、FMCTについてでございますが、これは私が軍縮大使を務めていたときに、次なる国際の核軍縮の条約について、なかなかその条約の案文を作るということはやりにくいわけですけれども、その要素について提示していくということで、実質的な議論の促進に資するための作業文書を軍縮会議に付託したという経緯がございまして、大臣はジュネーブの軍縮会議は御存じだと思いますけれども、核軍縮及
同時に、特にカットオフ条約について何とかならないかという思いがございます。
私どもは、ことしの二月、三月、オーストラリアとともに、ジュネーブにおいてカットオフ条約、兵器用の核分裂性物質の生産禁止条約、FMCTですか、これに関する専門家会合が開催されて、カットオフ条約に関する実質的な議論の進展を目指しているところでありますけれども、私どもは、ここでサイドイベントとしても活動を行い、また米国などにも協力を求めていきながら作業をしている、行動しているというふうに御報告をしたいと思
例えば東シナ海のガス田か、これについてのちゃんと中間線で共同開発、あるいは拉致問題についての協力か、あるいは最近また国連安保理常任理事国入り、これも課題となっているからこれについてはちゃんとサポートしてよというようなことを言うのか、あるいは核軍縮の流れ、これはカットオフ条約、これ、中国の陰に隠れて賛成してくれない国もあるから、そういう国を中国が説得してよと、こういうことをどんどんとこちらから提示してそして
出席をいたしましたし、そしてまた、日本と豪州、つまりオーストラリアが主催をいたしまして、これは岡田前大臣が積極的に進めておられました軍縮・核不拡散、これは最終的な目標は核の廃絶でございますけれども、その移行期として核リスクの少ない社会をつくろう、世界をつくろうということで日本とオーストラリアが共同議長で呼びかけをして、あとプラス八か国賛同してくれましたけれども、十か国で、例えばCTBTやあるいはカットオフ条約
大臣は、それに向けてステップ・バイ・ステップということもかなり言われてきて、一歩一歩ということも言われるわけですが、もちろん、米ロ間の新START締結とか、CTBTの批准、発効とか、カットオフ条約とか、あるいは核兵器の先制不使用とか、非核保有国への核兵器使用、威嚇の禁止とか、あるいは世界の非核地帯条約など、核軍縮の個々の部分的措置を前進させることが重要であることは言うまでもないと思うんです。
○井上哲士君 大臣自身が、北東アジアの非核地帯条約の問題など、いろんな部分的措置に対しても取り組んでいらっしゃるわけですが、CTBTの批准にしてもカットオフ条約にしても、それから核兵器の先制不使用という問題についても、部分的措置を広げていくということは非常に重要だと思っているんですが、それを積み重ねるだけでは核兵器のない世界には到達できないというのは戦後の長い核兵器をめぐる外交交渉で私はもう明らかだと
そういう中で、一方、こういう核物質の生産、兵器用核分裂物質の生産を禁止するために、いわゆるFMCT、カットオフ条約については、交渉開始のプログラムが合意されていたのにかかわらず、実はパキスタンの反対によって交渉が膠着しているという状況があるわけですね。
さらに、国連決議一八八七号に盛り込まれたCTBTの批准やカットオフ条約の早期交渉開始の実現についても、NPT運用検討会議の好機を生かし、働きかけていただきたい。併せて総理の御所見をお尋ねします。 次に、地球温暖化対策への取組です。
CTBTやカットオフ条約についての御質問でございますが、CTBTの早期発効、カットオフ条約の早期交渉開始、妥結の達成は大変重要で、これは私が昨年九月の安保理の首脳会合などによって、二国間の首脳会談などでもこの点を強く訴えてきたところでございまして、本年五月の先ほど申し上げたNPT運用検討会議においても、こういった措置の実現に向けてリーダーシップを発揮していかなければいけない、そのように考えております
さらに、オバマ政権が強い決意を示し、さきの国連安保理決議に盛り込まれたNPTの強化、CTBTの批准やカットオフ条約の早期交渉開始、これらに向けて、来年のNPT運用検討会議で新たな核兵器開発を行わないことを約束するモラトリアム宣言の実現を目指し、核保有国へ働きかける平和外交を展開してはどうか。併せて総理の御所見をお尋ねします。 最後にお伺いします。
我が国として何をなすべきかということであれば、新たな核兵器の生産、開発を中止させる具体的な措置として、いわゆるカットオフ条約の早期交渉、この開始をし、妥結をしていくことを重視をしていきたい、そのために関係国にこのことを働きかけてまいりたいと思っております。
あと、その前にはCTBTという核兵器の実験をやめましょうというものや、核兵器の材料を造ることはやめましょう、カットオフ条約とか、いろんなレベルがあると思うんですよ。CTBTをやりましょう、カットオフ条約をやりましょう、STARTをもう一回やりましょうと、次にNPT、核不拡散条約を再構築しましょうと。じゃゴールは何ですかといったときに、核兵器を使わなくしましょうという次のゴールがある。
こういう現実を踏まえまして、今後とも核兵器のない世界の実現に向けて引き続き現実的で具体的な取組をやっていきたいと思っておりますが、委員が平成十九年の三月に外務大臣政務官のときに演説をされたジュネーブ軍縮会議で、この五月に実に十一年ぶりに作業計画が合意をされまして、兵器用核分裂性物質生産禁止条約、いわゆるカットオフ条約ですね、これの交渉開始に向けて道が開かれたところでありまして、核兵器のない世界の実現
また、政府はこの機会を捉え、二〇一〇年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議において、主導的役割を果たすとともに、核保有国をはじめとする国際社会に働きかけ、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効や兵器用核分裂性物質生産禁止条約(カットオフ条約)の推進など、核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきである。 右決議する。 以上であります。
二〇一〇年核拡散防止条約(NPT)再検討会議において、そのために主導的役割を果たすとともに、核保有国をはじめとする国際社会に働きかけ、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効や兵器用核分裂物質生産禁止(カットオフ)条約の推進など、核廃絶・核軍縮・核不拡散に向けた努力を一層強化すべきである。 右決議する。 以上であります。 何とぞ議員各位の御賛同をお願い申し上げます。
あわせて、いよいよカットオフ条約が今秋始まるんですね。これは非常に重要でありまして、いわゆるNPTという体制に入っていない人たち、インドであれ、パキスタンであれ、またイスラエルであれ、こういう国々のNPTの外側の国をいかに核の枠組みを広げていくか、その手段としては非常に重要な条約なわけですね。
○国務大臣(中曽根弘文君) ジュネーブの軍縮会議、CDですね、これにおきましては、先般、カットオフ条約の交渉開始を含む作業計画がこれがコンセンサス採択されたわけでございますが、我が国といたしましては、今次採択をこれを歓迎いたしますとともに、今後開始されるこの条約の交渉も含めましたジュネーブ軍縮会議、これらの作業に積極的に貢献していく考えでございます。
それから、いわゆるカットオフ条約の絡みのことでございますが、北朝鮮の核問題については、もちろん安保理もそうですけれども、御指摘のように、さまざまな外交の場を活用すべきというふうに考えております。北朝鮮の核問題の解決のためには、国際連携というものが不可欠であり、重要である。
ジュネーブの軍縮会議の議場にては、当日、カットオフ条約交渉開始のマンデートを盛り込んだアルジェリア議長提出の作業計画案の全会一致採択ができました。これは、北朝鮮も政府代表が参加しての全会一致採択でございます。 北朝鮮は、その投票理由説明を行っております。このように述べています。
○猪口委員 各方面でそのことについて非難をするということの重要性を政府として重視しているということはよくわかるのですが、同時に、私が指摘したことは、我が国が非常に重視する新たな多国間の核軍縮条約の開始でありますカットオフ条約開始について、全会一致の合意が必要なところ、北朝鮮はそのさなかにおいても賛成してくれたというような面もまた認識して、そのような、まさに伊藤副大臣がおっしゃった複眼的な観点から、その
核軍縮の方につきましては、我が国といたしましては、アメリカとロシアによりますSTARTⅠですね、いわゆる一次戦略兵器削減条約、これの後継条約の交渉開始に関する合意というものを歓迎をしておりまして、アメリカ、ロシアのみならずすべての核兵器国による核軍縮、これの取組、そしてCTBTの早期の発効、またカットオフ条約の早期交渉開始、これらの措置がとられるべきであるということを主張していきたいと、そういうふうに
オバマ大統領の場合は、二〇一〇年NPT再検討会議の成功、CTBTの批准、カットオフ条約の早期交渉開始、STARTⅠの後継条約を目指す、核兵器のない世界を目標とすると、こういう表現もありました。またメドベージェフ氏の場合は、ロシア連邦外交政策構想等々で、大量破壊兵器の不拡散、軍縮のための国際義務の無条件に受入れ、CTBTの早期発効、STARTⅠの後継条約の対象拡大と。
具体的に申し上げますと、本年四月から五月にかけて開催される二〇一〇年NPT運用検討会議第二回準備委員会の成功に向けた取組を行うとともに、北朝鮮やイランの核問題などの直面する個別の課題への対処、CTBT、包括的核実験禁止条約の早期発効等に向けた働きかけ、カットオフ条約の交渉開始のための外交、IAEA追加議定書の普遍化に向けた取組等、今後とも核軍縮・不拡散のための積極的な外交を展開していく考えでございます
○国務大臣(高村正彦君) これまでのサミットにおいて発出された不拡散に関する文書では、核軍縮、核不拡散及び原子力の平和利用といったNPTの三本柱、核実験モラトリアムの継続、カットオフ条約への言及等、核軍縮に関する要素が盛り込まれているわけであります。
○国務大臣(高村正彦君) 二〇〇〇年のNPT運用検討会議最終文書には、CTBTの早期発効、カットオフ条約交渉の即時開始、早期終了、米ロ間の核軍縮の推進及び核兵器の全面的廃絶に対する核兵器国の明確な約束といった核軍縮・不拡散分野における将来に向けた前向きな措置が盛り込まれているわけであります。
本年三月には、浜田外務大臣政務官に、ジュネーブの軍縮会議において我が国の軍縮外交の重点事項の一つであるカットオフ条約の早期交渉開始を呼び掛ける演説を行っていただきました。また、我が国が国連に提出している核軍縮決議案は毎年圧倒的多数の支持を得て採択されており、このような我が国の外交努力に対しては国際社会からも大きな支持があると考えているところでございます。